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コロナショック7カ月、振り返ってみて

2020.09.12

先週の週末、高台寺あたりを散策しました。

何気に人力車に初めて乗ってみたりしました。

今までは特に週末は京都の観光地は避けてましたが、今は非常に空いてて観光楽しむには良いです。

 

コロナウイルスが日本でも騒がれだしたのが2月ぐらいからなので、もう7カ月ほど経ったことになりますね。

ちょっと振り返って今後の展開も考えてみようと思います。

あれだけ溢れ返っていた外国人観光客が消え、緊急事態宣言中などは日本人も消え道を走る車も少なくなり、繁華街や観光地は映画か何かで見るゴーストタウンのようになりました。

今回の経済危機は、平成バブルやリーマンショックとは違い、一般の住民や個人消費を直撃したことです。

こんな経験は初めてです。

 

今回起こったことや、変わったことなどは、このブログに書くことまでもなく皆さん知っているので僕が思ったことや気付いたことを書いてみたいと思います。

 

不動産は今のところ過去のバブル崩壊の時のような大きな変化はないように思います。

平成バブルの後は10年以上価格下落しましたし、リーマン後は中堅デベなどが倒産したりマンションの投げ売りが起きたりしましたが、今回はそこまで大きな動きはないように思います。

インバウンド需要の見込まれた不動産などは価格調整は進んでますが、住宅地や投資物件の需要は底堅いものがあるように思います。

株価を見て思うのですが、これだけ経済悪いのに株価持ち直してるので不動産も急落は無いと思います。

ただ、これから不動産の在り方や、需要の有るところ無いところの選別はどんどん始まっていくと思います。

これだけ世の中が激変し(激変というか急激に未来を先取りした)、産業の新陳代謝が進み、働き方も変わり、テクノロジーが進むので、不動産の変化は必ず起きます。

ただ不動産はいつもそうなのですが、世の中の変化より少し後に起こりゆっくり変わります。

不動産・不動産業界が変わるのは間違いないので、そのあたりはしっかり見てついていきたいと思います。

 

それと株価を見て思うのですが、これだけ経済悪くて回復にも数年かかると言われてるのに完全に値が戻ってますよね。

僕はバブルの前兆かすでに様相なのではと思ってます。

不動産にもすでに流れ込んでるのではとも思います。

この辺はまた色々な業者さんにも聞いてみたいと思いますが、投資物件は底堅いのではないのでしょうか。

ただバブルだとするといつまでも続かないということになりますね。

 

今回の景気の落ち込みは急激かつ末端の消費者や事業者に直撃するもので、政府が資金供給を幅広く行っているので、大量に連鎖倒産するようなことにはなってませんが、今後かなり長く尾を引くように倒産などが出てくると思います。

資金供給が補助金などもありますが大半が貸付なので、徐々に返済が出来ないところが出てくるのではないでしょうか。

 

今回最も打撃を受けている業種で飲食業・観光宿泊業がありますが深刻ですね。

飲食は特にインバウンドに力入れてたところは悲惨ですね。

インバウンドは当面戻ってきませんので、廃業か業態変換しかないと思います。

あと立地が街中ほど悪くて、高級店ほど悪いようです。

感染リスク避けて人込み避ける人が多く、接待や会合などの需要も減っているのでしょう。

業界の淘汰が進むでしょうが、でも新しい出店などの動きもこれから結構出てくると思います。

そして京都の観光宿泊業はかなり見通しが暗いように思います。

これからGOTOや紅葉などで国内の需要は結構戻ってくると思いますが、京都はそもそもインバウンドありきのホテル数になっており、稼働率の本格回復は数年かかると見ています。

かなり業界の再編が進むのではないでしょうか。

 

コロナショックは悪いところばかりが目につきますが、ポジティブに捉えるなら、世の中が大きく変わるということなので、その変化を感じ取って先回りしてついていけばチャンスがあるということです。

今まで良かったところが悪くなっていって、新しいプレイヤーがどんどん出てくると思うので、自分がその新しいプレイヤーになるつもりで動いていきたいと思います。

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